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《桂〜松尾橋・嵐山》
嵐山を望む

 桂大橋の中程に立ち四方を見渡すと、京都の様子がとても良く判ります。東を見れば遠くの山を背に町があり、西に向けば北まで連なる山々に抱かれる様子が窺え、南には川が広がる。−ここは昔から丹波路の玄関口。豊富な山や海の幸を遠路運んできた旅人の感慨が、心にすうーっと入り込む様です。

 此処、桂の象徴といえば『桂離宮』。明治時代ここを訪れたドイツの建築家は、その清楚な美しさを讃えたそうですが、京都の人間にとっても一種の憧れの地でもあります。

サイクリングがお薦め
 また、桂大橋よりも3本西の松尾橋へ西大路四条から向かっていくと、通りが急に拓けた様に錯覚し、眼前に迫る山々と松尾大社の朱の鳥居のコントラストに圧倒される事でしょう。−初夏には、沸き上がる山の様子に心を揺さ振られ、深秋にはその錦絵模様で、京都の四季の美しさと、京都人である喜びを実感するのです。−そんな桂から松尾橋・嵐山に架けての散策を、今回は楽しんで頂ければと思っています。

嵐山東公園 松尾大社 桂離宮 中村軒
松尾橋に差し掛かる
中村軒の店構え(C)中村軒 『和菓子どうどす』
"中村軒"
 八条通りをはさんで、桂離宮の前に位置するのが、創業明治十六年の《中村軒》。

 外観は、京都家の風情そのままに、疲れた旅人を迎えてくれます。中に入ると一服できる和室があり、京都の雰囲気を満喫して頂けます。

 春には花見だんごが色よく並び、夏は水無月はあたりまえでしょうか?それでも自然な3種類の色合いは、なんとも言えません。秋は栗蒸し羊羹、冬は黒豆大福が代表格です。また、有名なのは『麦代餅』。農繁期に間食として重宝され、麦と交換されたもので、この名前がついた様です。

中村軒の和菓子〈秋&冬分〉 (C)中村軒


 京都でも有名な”中村軒”。大丸・高島屋にも出店されていますが、是非、本店までお運びを…。

京都市西京区桂浅原町61
Tel.075-381-2650
定休日: 毎週火曜・水曜
営業時間: 7:30〜18:00
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