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ワザ研 − リーダー達のワザ研究 −

奮闘するリーダー達には元気がぎっしり。"ワザ研"では裏を取材して、
皆さんの「快適」と「スムーズを支えるリーダー達の物語を取り上げてゆきます。
ドッグ・マガジン クリエイティブ・ディレクター 吉嶺 順一
▼ワザ研調査報告 第11回
今、愛犬家は変わった。そして満足していない。好きだからコダワル情報リソースのあり方とは。
ドッグ・マガジン
クリエイティブディレクター 吉嶺 順一
取材:窪一(ホットワイヤー・プロジェクトリーダー)

 ホットワイヤーがサポートをしている堺市のホテル青雲荘はペット同宿が可能だ。位置する南大阪エリアは関西でも愛犬家が多く、取り巻くサービスはドッグカフェ、ブリーダー、大型公園、ビーチ、獣医医院など、良く探せばとても充実している。
 パートナーとの楽しい毎日のために、こうしたリソースをきちんとまとめてくれる発信者が堺にいる。その名も「ドッグ・マガジン」だ。

編集部このドッグ・マガジンは紙じゃない。ネットでのみ展開しているサービスなのがユニークだ。初見の感想は、どんなペットのスーパー・ユーザーが運営しているのだろう〜だった。アポイントを取って、編集長を訪ねてみた。
 ドッグ・マガジンを運営するのは有限会社プランネット ラボラトリーズ社のみなさんだ。堺市の浜寺公園の近くに、吉嶺さんとスタッフ、そしてボクサー(2才♀)のモモちゃんがオフィスを構えている。

 

*なぜ、ドッグ・マガジンだったのでしょうか?


ドッグマガジン

「僕はのっけから「ドッグ・マガジンを立ち上げるきっかけは?」 と聞き始めた。

<吉嶺> 「仕事は広告制作全般。自分が好きな事で力をそそげて、それが知的資産として残ってゆくものを創りたかったんですわ。(Dog Magazineは)そうした結果なのです。」

 広告制作と言う仕事は、まず依頼ありきだ。頑張った結果は実績として残る。が、もっと誰にも奪えないものが欲しかったそうだ。これは僕が思うに、スモール・ビジネス・ランナー共通の想いだ。ただ吉嶺さん達はやりたい事がはっきりしている。

 WEBサイトはどこを見ても、ハンドメイドなボリュームを感じる。そしてメッセージには、編集スタッフと犬が織り成す日々のハイライフが感じられる。

 「結構なボリュームがありますよね。スタートはいつ頃ですか?」 

<吉嶺>「2004年8月に立ち上げ。月を追う毎に記事がふえてきました。特集として、いろんなところに犬と出かけて、好きな事を書かせて戴いてきました。そんなこんなで結構なボリュームになってきました。」

 ん?去年の8月?もっと前からあるものかと....。

<吉嶺>「実は私、犬飼うの始めてなんですね-ガハハ。この家に来る前はずっと大阪でマンション住まいでしたから、動物は基本的にだめですよね。4年ほど前に越してきてから、最初猫飼って(同居中)犬がほしくなって、飼い始めたのが一昨年の6月なんです」

......なんと吉嶺さんは、犬のプロかと思いきや、ビギナーだったのだ。"モモちゃん"を飼い始めて、はじめてドッグ・オーナーの戸惑い、不安がわかったそうだ。その困ったを解決してくれるオンライン・メディアが少ないことが創刊の後押しになったそうだ。

*そしてドッグ・マガジンは"すべきこと"を見つけた。

 <吉嶺> 「たとえば、ちまたのスーパーでも犬のグッズやドッグフードがあふれている。僕らにしたら、何がいいのか良くわからないとなっていたんです。そこで、もっといいもんを、どんどん紹介したいと感じた。」

 犬好きゲストの悩みを一つ知るたび、それを同じように探している愛犬家がいるはずだ。決して急がず。こつこつと情報を積み上げ、悩みを解決できる良いものを見つけては、ドッグ・マガジンで紹介してゆく。これだけ成熟した業界なのに、愛犬家の悩みが変化してきつつあることに気がついていない。そして不満や問題は、まだまだ解決されていない。

 たとえば、犬のしつけ方。

<吉嶺> 「人があかんよと言っているだけで、犬にはわからないことですわね。そこで、怒らずに、まず座らせて、おやつをやるなど褒めてしつけるとね、犬ってどんどんやさしくなっていくんですよ。」


 犬が人に寄り添ってくるのは、不思議なことはなにもなくて、そうして育てなきゃいけないのだ。吉嶺さんのやさしく暖かい想いが伝わってくる。
 
モモちゃん ここで突如、モモちゃん乱入!<<あ〜ネクタイによだれが...>> 一瞬、かまえたのだが、吉嶺さんの言葉を思い出して、ぼくも人の目線で線引くのをやめた。かわいいゾ!モモちゃん!と頭や体をなで続けるとこちらが楽しくなってゆくのだ。それはなんだか不思議でなつかしい時間の感覚。スタッフの方がおやつをあげて、モモちゃんが大人しくなったところで取材再開。

 

*元気なサービスは、「犬との...」以外がちゃんとしてる。
<吉嶺> 「え〜何の話してましたっけ....あっそうそう、もうドッグカフェや宿泊のサービスでも、人様が良いと感じるなにかがないとだめですね。」

 犬と一緒だけを特徴にしては、ビジネスに成り立ちにくいようだ。
<吉嶺>「やはり人が食べるモノにもこだわりがあるお店がきちんと成り立っていますね」

 今では、いろんなドッグカフェや宿泊施設がドッグ・マガジンにコンタクトを取ってきている。そうしたコンテンツを一つ一つ、ドッグ・マガジン・チームの言葉でメッセージに落とし込んでいる。吉嶺さんのメッセージが犬好きが求めるソフトを言い表している

  「犬を社会の中で囲い込むのではなく、犬を社会に開放するということ」

 ペットをテーマに取り込もうとしたホテルにとって、ドッグ・マガジンのコラムにはサービスのヒントが詰まっている。

 もっと遊びたいワン!!となつくモモちゃんを後に残して、取材を終えた僕は駅に向かって歩いていた。ネクタイを外しながら、犬を飼う彼らの想いを受けとめてみた。かわいいモモちゃんと一緒に過ごせるホテルはまだまだ少ないのだ。

 彼らがお泊りで訴えているニーズはそんなに複雑なものではない。とんでもない贅沢はもちろん言ってはこないし、どちらかといえば、他の宿泊客への配慮に根ざしたものだったりする。ドッグ・マガジンは、そうした良質なゲストが満たされていない事を教えてくれた。


★★関西をワンちゃん帯同で旅するなら、ドッグ・マガジンは必読!!

ドッグ・マガジン紹介されているカフェや施設の感想を是非、ホットワイヤー編集部やドッグ・マガジン編集部に送って下さい!!


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